出版物での扱いについてのお願い

 このほど日本の複数の出版社が発行した書籍に、アンコールワットがタイやベトナムにあるかのような誤解を招く表現があることがわかりました。

 アンコールワットはカンボジアの誇り、アイデンティティであり、このような誤りや、配慮を欠いた扱いはカンボジア人の誇りを傷つけ、カンボジアと日本の友好関係を損なうものです。カンボジア大使館から出版社に抗議した結果、先日、それぞれの社から公式に謝罪を受けました。

 今回の事例を以下の通り紹介しますので、メディア関係や旅行代理店の皆様には、今後このようなことが二度と起こることのないよう、くれぐれも扱いにご注意いただきますよう、よろしくお願いいたします。

在大阪カンボジア王国名誉領事館

事例①

◇ベトナム語の教材本の表紙にアンコールワットのイラストを使用

2014-8-6 (1)2014-8-6 (2)

<左:改訂前 右:改訂後>

◇出版社からの回答

2014-8-6 (3)

事例②
◇アンコールワットが隣国にあるかのような誤解を招く表題

2014-8-6 (4)2014-8-6 (5)

◇出版社からの回答

2014-8-6