ハオ・モニラット大使と山田英男名誉領事が徳島県を表敬訪問
徳島県教育委員会などの招きでハオ・モニラット在日本国カンボジア大使が16日-17日、徳島県を訪問したのに伴い、弊館の山田英男名誉領事が同行し、地元の学校関係者や高校生と親交を深めました。
16日は徳島県庁で飯門嘉門知事、佐野義行教育長らと懇談。飯門知事は「次代を担う若い世代が友好を深め合うことで、互いの発展のためになれば」と、両国の学生たちの交流に積極的に取り組む姿勢を示しました。これに対しハオ・モニラット大使は、「カンボジアは内戦後、(インフラだけでなく)教育の面でも日本の支援を受けてきました。また、来年2015年はカンボジアが第二次世界大戦での対日賠償を放棄してから60年の記念の年です」と、カンボジアと日本の友好の歴史を強調。カンボジアの教育事情や、徳島県とカンボジアの高校生との交流事業などについて和やかに語り合いました。
17日は徳島商業高校(須見力校長)を訪問。全校生徒約800人を前にハオ・モニラット大使が講演したほか、現在同校生徒がカンボジアの高校生と共に取り組んでいる商品開発プロジェクトのプレゼンや、開発中の「蒸し饅頭」の試作体験が行われ、ハオ・モニラット大使、山田英男名誉領事は真剣な表情で生徒の話に耳を傾けていました。